プロの撮影したよいプロフィール写真を使おう
プロによりプロフィール写真撮影は1万円くらいから
プロフィール写真は音楽家の実力を示すものではありませんが、写真の質が悪くて得することは1つもありません。プロフィールは宣材写真ですから、それがよく見えないと、写真を撮るお金がない→仕事がない→実力が低いと思われてしまうことが問題なのです。
もちろん写真によって音楽家の実力が上がるわけではありませんが、同じ実力でよい写真を使っている人よりも、実力が低く見られることは大きな問題です。
筆者は音楽家に限らず、仕事で使うプロフィール写真が必要な全ての人に、プロによるプロフィール写真の撮影をおすすめしています。メイク・ヘアメイクと写真2点でだいたい1万円ちょっとから撮影が可能ですので、お金がないという音大生でも少し無理してでもよいプロフィール写真を撮影するようにしましょう。
「プロフィール写真 撮影」などで検索すると、近くの写真スタジオのホームページが出てきますので、値段だけで選ぶのではなく、自分のイメージしているプロフィール写真を撮影しているところに申し込むようにしましょう。
プロフィール写真の質によって生じる問題
先ほどプロフィール写真の質が悪くて、実力が低く見られてしまう可能性について書きましたが、他にもいくつか写真から生じる問題を挙げておきます
写真が小さすぎる
これは元の写真をなくしてしまい、自分のプロフィール写真を以前出演したコンサートなどのプロフィールから写真を拾ってきたりすることで生じます。
画像は縮小する分にはあまり問題ありませんが、拡大すると粗くなってしまいます。つまり元の大きな写真を持っていなければ、必ず画質は劣化してしまいます。小さなサイズできれいに見えていても、次に使う時に同じサイズであるとも限りませんし、チラシなどの印刷用途ではもっときれいな写真が必要になるため、より粗く見えてしまうことがあります。
プロに撮影してもらうと、サイズの大きなきれいな写真データを渡してくれますので、以前使っていた写真が無くなったという人は、次のコンサートの時までに必ず新しい写真を準備しておきましょう。
他の人に比べて見劣りする
ソロコンサートでは1人の写真だけがチラシに載るような場合もあるでしょうが、複数人でのコンサートや伴奏者などがいる場合に、一人だけ写真の質が低いと見劣りしてしまいます。
画像加工ソフトなどで多少の補正は出来ますし、ホームページやチラシの製作者も少しでも同じような質に見せようと努力してくれるはずですが、そもそもの写真に問題があると、その改善にも限界があります。
特にチラシそのもののデザインがよく出来ている場合には、よくない写真1枚のせいでチラシ全体のクオリティが低く見えたり、足を引っ張ったりすることもあります。
自信を持って共演者と並べられるプロフィールを持つことは、コンサートの集客を図る意味でも非常に大事なことなのです。